チェンジウォールIJ インタビュー

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INTERVIEW

導入事例 / お客様の声

INTERVIEW

お客様の要望に

「確かな技術」と「アイディア」で

お応えする！！

有限会社夢・デザイン　相馬部長様

URL：yumedesign.jpn.com

—————　御社の事業内容を教えてください。

広告の企画・デザイン・サインディスプレイの製作から施工まで行うマルチなデザイン会社です。

溶剤プリンター・UVプリンター・レジンプリンターなどサイン機器の充実を図っています。特にKongsberg社製のフラットベッドカッティングマシンを導入したことで、お客様のご要望に、今まで以上に対応できていると実感しています。

地元青森県を中心に、お客様と信頼関係を築きながら、日々奮闘しています！！

Kongsberg社製フラットベッドカッティングマシン

様々なグッズ製作に対応

—————　AP-640導入のきっかけは？導入後の効果はどうですか？

溶剤プリンターを主力に、店内のフロアサインや看板の出力加工を行っていましたが、お客様の多様な要望にお応えするためにローランドDG社製レジンプリンター「AP-640」の導入に至りました。
導入後の効果として、溶剤インクでは表現できなかった色が出力できる"発色性の良さ"に魅力を感じています。また、速乾性が抜群に良く、インクを乾燥させる時間も短縮できたことで、"生産性の向上"につながりました。
「TrueVISレジンインク」*は、揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑えたことで、安全性が重視されるインテリア用途にも展開できることは、今後に期待ですね。

* 新開発「TrueVISレジンインク」は厳しい化学物質排出制限を満たしていることを認証するGREENGUARD Gold を取得しています。

ローランドDG　AP-640

—————　チェンジウォールＩＪの魅力は何ですか？

　　　実際に使用した感想を教えてください。

壁面サインは塩ビシートで出力するのが一般的でしたが、チェンジウォールＩＪは、エンボス加工が施されており、通常の壁紙と遜色のないレベルで、高級感があるメディアだと感じています。

実際に、温泉施設の壁面に出力施工したのですが、満足のいく出来栄えとなりました。デザインは弊社がよくコラボレーションしているアーティストＧＯＭＡさんの作品です。粘着加工がされているので、従来のサイン施工と同じようにできたこと、メディアに厚みがあるので繋ぎの絵合わせが簡単にできたことは、施工面にとって非常に大きかったです。

壁面サインはちょっと専門性が高いと考えていたのですが、このメディアなら自分たちの技術で、出力から施工まで一貫して請け負えることが大きなメリットになります。

BEFORE

AFTER

施工場所：ハッピィー百沢温泉

青森県弘前市百沢にある源泉かけ流しの温泉施設。

百沢温泉として地元住民だけでなく観光客も訪れる公衆浴場であったが、老朽化や人手不足のため2023年9月に休業。お笑いタレントのあべこうじさんが地域活性化のために施設を買い取り、2024年4月「ハッピィー百沢温泉」として新たにオープンした。

0172-88-9321

青森県弘前市百沢寺沢290-9

デジタルプリントで「空間演出」する

長年培ったデータ対応力には自信があり、数年前から、県内アーティストやデザイナーさんとのコラボレーション企画に力を入れています。本業で使用しているサイン機器を活用し、モノ作りを支援しており、デザイナーさんたちの活性化に寄与できていると思っています。それらがきっかけでGOMAさんと出会いました。
GOMAさんの作品は、非常に繊細で印刷用データにするには、高い技術力が求められます。チェンジウォールIJを使用した空間は、作品の世界感を演出できたと満足いただいております。
そのほかにも、作品データを活用して、いろいろなオリジナルグッズの製作も展開しています。

チェンジウォールIJで出力された展示作品写真：GOMA展2 (2024年)

オリジナルグッズの製作

—————　今後、どのようなシーンでチェンジウォールＩＪを活用できそうですか？

インバウンドを見越してホテルの室内装飾や、魅力的なオフィスの空間演出、商業施設でのセール告知など、短期イベントを中心に展開できたらと面白そうです。イベント終了時には、簡単に剥がせることで現状復帰ができる点は、お客様に提案しやすいメディアだと思います。

宿泊施設

オフィス

商業施設

—————　今後の展望や豊富を教えてください。

私たちのようにデジタルプリントを活用したモノづくりを行っているデザイン会社は、県内では多くありません。弊社は、アーティストさんやデザイナーさんの作品を世の中に広く知ってもらうために寄り添う企業としてそのような方々の作品をアイディアと技術で"カタチ"にするお手伝いをしたいと考えています。
弊社に相談したら「何とかなる！」と思っていただけるような、県内でオンリーワンの企業を目指し、これから成長していきたいと思います。

夢・デザイン　ショールーム

GOMA プロフィール

青森県弘前市( 旧相馬村) 出身、平川市在住。 ADHD( 注意欠陥・多動症)とディスレクシア( 発達性読み書き障がい) という2つの発達・学習障がいを持つアーティスト。秋田公立美術工芸短期大学在学中から頭角を現し、卒業後の2013年、デザイン事務所を設立し本格的にアーティストとして創作をスタート。 2015 年 Japan Expo Paris にアーティストとして出演。 2017年に開かれた世界コンペティション「APPLE DESIGN AWARD」では日本人唯一の入賞である準グランプリ ( 世界2位）を獲得、イタリアで開催される世界最大の家具見本市ミラノサローネで作品が展示される。 2022 年、初の美術館での展示会「GOMA 展」を開催。青森県七戸町立鷹山宇一記念美術館で行われた本展示会は4 万3千人が来場し、SNSなどでも拡散され、社会現象となった。 2023年以降も全国の企業からのコラボレーション商品の依頼や、GOMA展の開催依頼など、幅広い分野で活動中。ライフワークとして、全国の特別支援学校、特別支援施設で、ボランティアでワークショップを行う企画「第2のGOMA育成プロジェクト」も開催中。次世代の子どもたちに夢を与える活動を行っている。

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編集後記

最新のサイン機器でお客様の要望にお応えしながら、新たなビジネスを展開している夢･デザインさんです。デザイナーさんやクリエイターさんたちは、モノづくりで困ったことがあればご相談してはどうでしょうか。
そして、ぜひホームページもご覧ください！！個性あふれるオリジナルキャラクター「アール」「ジー」「ビィ」が出迎えてくれます！！

インタビュワー：冨居大輔